中国留学情報

vol.043 総まとめ篇4

前回、前々回と、
大学選びの基準にならない条件を話してきました。

今回は、基準となる条件です。
ズラッと並べます。



●1クラス人数

少なければ少ないほど、発言機会が増え、
質問もしやすくなります。

理想は平均5人以下。
最低でも15人以下はキープしたいラインです。



●レベル分け

多いほど自分に合ったクラスが選びやすくなります。



●日本人の人数

これは人によって基準が異なります。

「1人もいないところで日本語を一切使わない」
「多すぎるのは困る」
「たくさんいた方が楽しい」

自分にとって何%くらいが良いのか。
基準を定めてください。



●国籍構成

特定の国出身の学生が多すぎると、
授業中にその国の母語が飛び交いだします。

いろんな国の学生と交流したいというならば、
国籍構成が豊富な大学のほうが良いですよね。



●選択科目

太極拳や書道のほか、
発音矯正など勉強系の科目を設定している大学もあります。



●HSK補講

選択科目の一つです。
HSKの対策授業をやってくれます。

ただし、スーパー大規模校を除いて、
普通は1クラスだけです。

様々なレベルの学生が入り混じった集合授業。
私はあまり価値はないと思っています。

自分で問題集を買って勉強して、
分からないところを先生に聞きに行く。
その方が時間効率ははるかに良いです。



●日本語学科の有無

互相学習相手を見つける上での重要ポイントです。
同じキャンパスにあるのかも要チェック。



他にも、
「寒いところは苦手」
「現地採用の就職活動をしたい」
「日本に帰りやすい場所が良い」
などなど。
人によっていろんな基準があるでしょう。



重要なのは、

●条件に優先順位をつける

ことです。



すべての条件を満たす大学なんて皆無です。

「小規模校は1クラス人数は少ないけれど、
小規模ゆえにレベル分けも少ない」

といったように、
両立しにくい条件もあります。


どの条件を重点とし、
どの条件で妥協するのか。


この視点も重要です。




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【今週のまとめ】
1) 大学選びの条件を明確にする
2) すべてを満たす大学はない
3) 条件に優先順位をつける
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